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天国のペットへの手紙 ー メッセージのちから

愛するペットとの死別はいつかやってくる、避けることのできない喪失体験です。

 

その深い悲しみが癒えること、

あるいはそこから立ち直るのは容易なことではありません。

衝撃・ショックの大きさは亡くなった時はもちろんですが、その後も悲しみは続き、

その痛みや辛さは私たちの日常にも大きく影を落としてしまうものかもしれません。

 

そんな中で、続いていく死別の悲しみや喪失感に私たちが向き合い、

気持ちに整理をつけていく為にできるステップの1つに、手紙やメッセージを書くことがあります。

 

消えることのないようにも感じられる悲しみや喪失感。

それらに向き合うステップとして、手紙やメッセージを書くことで得られるもの、

ここではその力について考えてみたいと思います。

手紙・メッセージ等でことばにすること

まずは、亡きペットたちへ宛てたお手紙やメッセージが持つ可能性を考えてみましょう。

 

そのひとつは、心の中にある愛情や親しみの気持ちをことばに表現することで、

そうしたポジティブな気持ちをより強くすることができる、ということです。

そしてそれは、深い悲しみに向き合う大きな助けになるはずです。

悲しみそのものを消し去るわけではないにしろ、愛情や感謝・親しみの気持ちを大きく浮かび上がらせることは、

心の中に少しでも平穏をもたらしてくれるに違いありません。

 

また、書くことで生前の様子を強く思い出すことになるので、

一緒に過ごしてきた記憶をより鮮明にたどることができます。

その中できっと、たくさんの思い出や、

忘れかけていたエピソードを再発見して心温まることもあるかもしれません。

 

さらに、自身の手で書き上げた手紙やメッセージは、その子の存在を確かなものにする証になります。

心の中に生き続けている思い出たちが、ことばとして目に見える形をとって残り続けていきます。

それこそが、確かにペットちゃんが存在してくれた証であり、その生涯を称えるものになります。

一方で、言葉に書き表すことには限界もあるでしょう。

つまり、ことばにするのは非常にむずかしいということです。

悲しみの中まじりあう感情は混乱していたり、あるいは動揺していたりと、きっと計り知れないものです。

そんな心の中のイメージを言葉に置き換えるのは容易ではありません。

ぴったりの言葉が見つからないあまりに、それがご自身の心の痛みや自責の念になってしまうかもしれません。

 

あるいはどんな言葉をもってしても、どれだけたくさんの言葉を並べても愛するペットの愛おしさ、

かわいさ、すばらしさ優しさは語りつくせない、と感じることもあるでしょう。

そんな時は、言葉はなんと不便なものかと感じてしまっても不思議ではありません。

 

愛するペットへの愛情と、失うことの悲しみの深さを思えば、

ことばにならない、というのは無理もないことです。

 

それでも、書く、形のないものをことばにする、という作業は、

気持ちの整理をつける1つのきっかけになる力を持つのではないでしょうか。

上手な文章ではなくても、その子の事を思ってあげることそのもの、

手を動かすことそのものが気持ちの表れとなって、きっと天国の子に届くでしょう。

 

お手紙やメッセージ、あるいはその中の1つ1つのフレーズが、

愛する子に向けた、あなた自身にしか生み出すことのできないメッセージです。

 

最初は「ごめんね」とか「悲しいよ」といった言葉が多かったメッセージも、

時間とともに「ありがとう」に変わっていったというケースもあるそうです。

このように、お手紙やメッセージが心の整理をつけるステップになるということを、

私たちも信じています。

メッセージを書く場面

ではどんな時にメッセージを書いてあげるとよいのでしょう?

ここではいくつかの場面をご紹介したいと思います。

・お別れお葬儀の時

愛するペットのお葬儀を行う時には、お棺に一緒にお手紙を添えてあげるとよいでしょう。

悲しみの中、気持ちを言葉にするのはとてもつらいことかもしれませんが、

感じるままに思いをつづるのも良いかもしれません。

 

これまで一緒にそばにいてくれたことへの感謝、ひとつの生命を全うしてくれたお疲れ様のきもち、

愛するペットとの別れ、いなくなってしまうことへの悲しみ。

普段と同じように、素直な気持ちを語りかけてあげましょう。

・お別れのあと

ペット葬儀、あるいはペット火葬のあとは、死別の直後の強烈な悲しみと衝撃は多少薄れ、

ぼんやりとした喪失感が心の中で支配的な時期かもしれません。

そんな時には、ペット霊園のご霊座・ご遺骨に添えるメッセージカードに、お気持ちを綴ってみてはいかがでしょうか。

 

天国でどうしているかな?

虹の橋の向こうで、きっとたくさんのお友達と一緒に楽しく過ごしてるかな?

愛するペットたちの様子を思い浮かべながら、

変わらない親愛の気持ちを語りかけてあげるとよいでしょう。

 

またご家庭ではみなさんで、思いを書きつづるノートをつくるのもよいかもしれません。

きっと思いをつづる気持ちは、亡きペットたちみんなに届いて、私たちを静かに見守ってくれているはずです。

・ペット愛葬社でのとりくみ

「葬送のことば」

ご家族様の手によるメッセージを、ペットちゃんの写真を添えてホームページに掲載しています。

亡くなられたペットちゃんたちの供養のひとつであり、安らかにおやすみになるよう願いを届けるものです。

また同時に、ご家族さまにとって悲しみを癒やすプロセスの1つとして、皆さまにご利用いただいております。

 

メッセージをお書きになられるご家族さまは、言葉にするのは難しい面もありながらも、

お気持ちを言葉にすることで、ほんの少し穏やかなお気持ちになられる様子にお目にかかることもあります。

ご家族のみなさんがメッセージを書くことを通じて、愛するペットちゃんを思いひとつになる、

そんなひとときかもしれません。

「葬送のことば」のページはこちらからご覧いただけます

祥月月忌法要の木札

また、弊社ペット愛葬社では、自社にてペット霊苑を運営・管理しており、

各動物霊苑におきまして祥月月忌法要を毎月開催いたしております。

ご参列の際にお渡しする木札に、亡き家族動物たちへ宛てたメッセージを書くことができます。

 

ぜひ天国でおやすみのお子さんたちにお気持ちを届けてあげて下さい。

法要当日は、しばしばご家族様が亡きペットたちを思い、

和やかな雰囲気で木札にメッセージを書いておられるご様子が印象的です。

 

悲しみや喪失感に一歩ずつ向き合っていく、その小さなステップの一つとして、

ご家族様のお力添えになれることが弊社スタッフ一同の願いでもあります。

私たちとペットたちをつなぐメッセージの力

 

メッセージ・お手紙を書くというなにげない事かもしれません。

しかしながらそれは、私たちの死別の悲しみや喪失感、

あるいは素敵な思い出と感謝の入り混じる心模様を、言葉を通じて形にする作業といえます。

そこにはきっと、愛するペットたちを思う強く深い愛情と親しみがこもっています。

 

メッセージやお手紙は、ペットたちにとっては、

ご家族の皆さまの変わらぬ深い愛情と親しみ・感謝を伝え、届けるもの。

 

そしてそれは私たちにとっては、死別の悲しみや痛み、

喪失感さえ圧倒し、向き合ってゆく助けになるもの。

 

亡きペットちゃんたちと私たちの双方をつなぐ、愛するペットたちへの思いを込めた言葉・メッセージのちからを、

私たちは心から信じています。

当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計8ケ所に店舗があり、石川は加賀・福井は敦賀と全域で、

ペット犬、猫、及び他動物のペット葬儀、ペット火葬、納骨、動物霊園運営を行っております

葬儀式場(セレモニー)や火葬場、動物霊園・ペット霊園の事前見学やご相談など致しておりますので、お気軽にご相談ください

ペット愛葬社

石川県金沢市古府西1-1 西部緑地動物霊苑 076-267-7788

石川県金沢市寺町5-6-10 金沢寺町動物霊苑 076-241-1055

石川県小松市長崎町4-118 小松ペット霊園 0761-24-1059

石川県金沢市高坂町ホ-13-1 セレモニープラザ森本(火葬場) 076-257-6732

福井県福井市堂島町110番地 福井動物霊苑 0776-54-5073

福井県福井市田ノ谷町21-4 大安寺動物霊苑 0776-59-1760

福井県鯖江市新横江1-816サンドーム北動物霊苑 0778-54-0005

福井県あわら市権世 セレモニープラザ(火葬場) 0776-74-1182

 

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